ため息の意外な効果(2014_01月号)

ため息の意外な効果(2014_01月号)

監査6部  鈴木 健太

思わず出てしまう大きな吐息。疲れているときや落ち込んでいるときなど、ため息をついてしまうことはありませんか?

私は仕事が思い通りに進められないときや間違いに気づいてやり直しをするときなどに、ついついため息をついてしまいます。そしてため息ついたことでまた気が落ちる、という悪循環に陥ってしまいます。

一般的にため息はネガティブなイメージを持たれがちだと思いますが、実はカラダにとって良い効果があるようです。

今回はそのプラスの効果を紹介したいと思います!

①リラックス効果

ため息とは、体の中心(横隔膜)から深~い息を吐く方法のことです。
つまり複式呼吸を自然にやっているのと同じでリラックス効果をもたらす脳内ホルモンの分泌を促進する効果があります。
また、血流量が増加し血行がよくなることで副交感神経が優位になり、リラックス効果が生まれます。

②不安の軽減

人間は呼吸をするたびに、脳の扁桃体というところで不安や恐怖などのネガティブな感情を認識しています。
そこでため息(深い呼吸)をすることによって、脳が不安を感じる回数を減らすことができ、ネガティブな感情を軽減することができます。

③疲労回復効果

疲労の正体は活性酸素と言われています。ため息=腹式呼吸をすることによって、新たな酸素が供給され、体内に蓄積している活性酸素をどんどん取り去ってくれて、疲労回復につながります。

ただし、ため息のつき過ぎはよくありません!

ため息をつき過ぎて副交感神経が優位に働く状態が続くことによって、自律神経が正常に機能しなくなり、逆にストレスが溜まったり落ち着けなくなったりします。

また、周囲にいる人が嫌がってしまう場合もあります。ため息をつくという行為に、多くの人は悪いイメージを抱いてしまいます。人のいない場所で深呼吸をするなど、時と場所を考えることが大切です。

私は今まではため息のネガティブなイメージしか知らなかったので、ため息をついてしまったときは嫌な気分になりましたが、今回ポジティブな効果を知ることができたので、これからは、ため息が出たからといって気落ちせずにいきます。

 

今回の「ため息」のように、ネガティブな面の裏に隠れているポジティブな面というものはまだたくさんあると思いますので、視野を広く持ち、良いものを見つけられるように日頃から意識していきたいと思います。