スマホ料金見直しませんか?(2015_3月号)

スマホ料金見直しませんか(2015_3月号)

公会計部  榎本 宏貴

何気なく支払っている携帯電話料金ですが、その料金は適正でしょうか。
携帯電話料金は、フューチャーフォン(いわゆるガラケー)からスマートフォンへの移行に伴って、高くなりつつあります。そこで、今回、ご紹介したいのがMVNO(Mobile Virtual Network Operator、仮想移動体通信事業者)、通称「格安SIM」です。
MVNOとは、MNO(Mobile Network Operator、移動体通信事業者、主にNTTドコモ・KDDI・ソフトバンクなど)の通信インフラを借り、自社ブランドとして通信サービスを提供する事業者を言います。平成27年2月現在、事業者は二十社以上あり、プランも事業者ごとに千差万別です。MNOのプランは通話し放題、データ通信量が多い方、家族で使われる方にお得なプランとなっています。対して、MVNOは通信インフラ・店舗をもたず、大々的な宣伝も控えることで経費を抑えており、また、データ通信量やサービスを制限することで非常に低価格なプランを実現しています。
実際にどういった方におすすめなのかをまとめてみました。今回は音声通話付のプランのみに絞ってご紹介いたします。

○通話もデータ通信もほとんどしない!

MVNOでは高速データ通信容量がない(あるいは少ない)プランが最も低価格で主流です。高速データ通信ができないといっても低速であれば使い放題ですので、メールやネット検索であれば不便なく利用できます。
平成27年2月現在、月額1,250円(消費税別)+通話料金というプランもあります。

○通話はあまりしないが、動画鑑賞やゲームをしたい!

MVNOには、月額2,780円(消費税別)+通話料金で高速データ通信し放題のプランがあります。通話が少なく、低速では利用が困難な動画鑑賞やゲームなどを楽しみたいという方におすすめです。

○データ通信はほとんどしないけど、通話はたくさんしたい!

昨年8月に登場したMVNOのプランに通話し放題のものがあります。月額2,980円(消費税別)で1回あたり10分以内の通話は月300回まで無料、さらに月額1,000円(消費税別)を追加すると国内の通話がすべて無料となります。このプランでは高速データ通信量が少ないため、データ通信が不要で通話が多い方におすすめです。

非常に低価格なMVNOですが、店舗をもたない業者が大半なので、インターネットを通して契約しなければならなかったり、もしものときのサービスがまだ不十分であったりします。ほかにもキャリアメール(@docomo.ne.jp、@ezweb.ne.jp、@softbank.ne.jpといったメールアドレス)が利用できないなどのデメリットも多くありますので、実際に契約する際にはしっかり検討する必要があるでしょう。