“レジ革命”による業務改革のすすめ(2017年_10月号)

経営企画室 中小企業診断士 松浦 寿雄

「レジの待ち時間を短縮したい。」「レジの違算が気にかかる。」「レジ精算と食品の袋詰めを衛生的に進めたい。」等は小売業の事業者の皆さんが抱える共通の課題だと思います。
近年のレジシステムは急速に多機能化が進んでおり、「レジ革命」とも表現されています。
POSレジシステムの登場以後、その機能は小売業の利益に直結するくらい、販売管理上なくてはならない存在となっています。

現在、多くの小売店や飲食店では人手不足の悩みを抱えており、限られた人員で効率よく店舗を運営することが求められます。
レジ精算業務の効率化を進める上で効果的なのが、セルフレジの導入です。セルフレジは大手小売店を中心に導入が進んでいます。

レジ業務は、「①値段の読取り」、「②代金の精算」の2つに大別できます。時間からみると、「①値段の読取り」以上に、「②代金の精算」時のお金のやりとりに時間を割くことがわかっています。セルフレジを導入した場合、1時間あたりのレジ通過客数は、従来のレジに比べ1.5倍から2倍に増やすことができるといわれています。


お金のやりとりは、お客様にとっては待ち時間のストレス、スタッフにとってはレジ締後の過不足確認やレジ違算がストレスになります。
セルフレジ導入のメリットは、①お客様がお支払い中に袋詰めや箱詰めを同時に進行できるといった時間の短縮、②現金違算問題を内包するお金のやりとりから解放されるストレスの軽減、③お金を触らないので衛生的ということなどが挙げられます。更に、クラウド型POSやPOSアプリ、ハンディ端末も登場し、更なる多機能化と低コスト化が可能になっています。タブレットPOSレジは、売上集計管理から、予算実績比較、勤怠管理までその活用の幅が広がっています。

平成31年10月1日からは、消費税率が10%に引上げられます。同時に、「消費税軽減税率制度」がスタートします。国では、中小の小売事業者等を対象に「軽減税率対策補助金」を創設しています。(詳細は、同ホームページhttp://kzt-hojo.jp をご覧ください。)前述のセルフレジは、その多くがこの補助金の対象ともなっており、導入費用の軽減が図れます。

11月15日(水)に開催される「業務効率化セミナー」では、事業主のお役に立てる上記のレジシステムも展示します。是非、ご来場の上、実物をご覧ください。

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