古典を読む(2015_11月号)

古典を読む(2015_11月号)

監査5部 チームマネージャー 橘 慎一郎

当事務所では、毎朝朝礼の中で、『成功への情熱』(稲盛和夫著 出版:PHP研究所)を朝礼当番が読んでおります。色々なテーマが収められており、勉強になります。
著書の中に、「読書で視野を広める」というテーマがあり、稲盛和夫氏は中国古典や哲学についての本を読んでいる記載があります。その話を読んでいるうちに自分も中国古典を読んでみたいと思うようになりました。
しかし、中国古典を読むと決意してみても、どのような本からスタートすればよいかわかりませんでしたが、ライフネット生命保険株式会社の創業者の一人である出口治朗氏の中国古典の本の選び方という記事と出会いました。要約すると以下の内容になります。

①中国古典が販売されているコーナーに行く
②タイトルを目で追って面白そうなものを選ぶ
③最初は簡単なものを選ぶ(途中で挫折しないものを選ぶ)
④最初の一冊を読んだところで、興味を持てば、次の本に挑戦してみる
⑤書店に行く前に、書評欄を活用する

早速書店に行き、『中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚』という書籍を購入し、アドバイス通り簡単なものを選んだので読み切ることが出来ました。
“『菜根譚』という書名は、「人よく菜根を咬みえば、すなわち百事なすべし」(堅い菜根をかみしめるように、苦しい境遇に耐えることができれば、人は多くのことを成し遂げることができる)という言葉に由来する。かみしめて味わうべき人生訓の書という意味である。”と表紙裏に記載されています。題名にもこのような意味があったのかと驚きました。
 
『史記』・『三国志』等たくさんの中国古典があり、現代文に訳されているものでも簡単なものから難解なものまで多種多様な本があります。古典は、人類の長い歴史の中で選ばれて今日まで残ってきたものであって、いわば市場の洗礼を十二分に受けているので、読み続ける価値はあると思います。
 読書の秋、ぜひ中国古典を読んでみてはいかがでしょうか。

『中国古典の知恵に学ぶ 菜根譚』
著:洪 自誠 / 訳:祐木亜子 / 出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン