名経営者の言葉に学ぶ(2014_5月号)

名経営者の言葉に学ぶ(2014_5月号)

審査部 村山 和良

あさひ会計では、京セラの創業者である稲盛和夫氏の本を読む機会があります。

名経営者の言葉には重みがあり、仕事に対する心構えだけでなく、人としてどう考えるべきか、どう行動すべきか、そんなことまで教えてもらえる気がします。

私が20代の頃、好んで読んでいたのは本田宗一郎氏の本でした。

その頃は、読んだ本の中で心に残った言葉をワープロで紙にまとめていました。当時は熱転写式のワープロで入力・出力するのに時間がかかりましたが、でき上がった紙を何回も読み直していたことが懐かしく感じられます。

その中でも気に入ったものをA4の用紙にコピーして会社の机の見えるところに貼り付けていました。紙が古くなりましたが、そのコピーを今でも見えるところに貼ってあります。

そんな私が気に入っている本田宗一郎氏の言葉を少しご紹介します。

「イエスマンになるな!たとえ上司の指図でも、正しいかどうか見極めてほしい。大衆にこびてはいけないし、非難を浴びるようなこともしないことだ。」

「時間の流れには一刻の猶予もあり得ない。勤め人根性を捨て去り、物事を自主的に解決していく必要がある。」

「信用というものは、好かれること、約束を守ること、人に儲けさせてやることにつきる。いつも相手の収益や人格を尊重する人になってほしい。自分だけのことしか考えない人であってはならない。」

「人間にとって大事なことは、学歴とかそんなものではない。やはり他人から愛され、喜んで協力してもらえるような、徳を積むことである。」

この本を読んでから20年以上経過した現在でも、基本的な考え方として尊重すべきだなと思いますし、最終的には正しい方向に向かうように考えるべきだなと改めて思います。

名経営者の本を読むと、考え方や努力(熱意)・行動力・協調性の大切さなどを教えてくれるたくさんの言葉があります。

これからも名経営者の本を読んで、仕事の能力や心を高める意識をもって学んでいきたいと思います。

名経営者の言葉に学ぶ(2014_5月号)

参考:『本田宗一郎の3分間スピーチ』上之郷利昭 著 1986年8月光文社