家で過ごす映画の時間(2016_2月号)

家で過ごす映画の時間(2016_2月号)

相続サポートセンター  小杉 衣里

毎年のように「例年にない大雪」を経験しているような気がします。疲れて家で過ごす時間が多くなったという人も多いのではないでしょうか。せっかくなので、そんな時は映画を観て過ごしてみてはいかがでしょうか。

今回は、私の好きな映画を紹介します。

初めに紹介するのは、1997年に公開されたイタリア映画『ライフ・イズ・ビューティフル』です。第二次世界大戦下のユダヤ人親子の話を成長した息子が語るという設定で物語は進みます。冒頭から中盤にかけてはコメディ要素がみられますが、映画が進むにつれて戦争という重いテーマがのしかかってきます。前半のほほえましさから一転、父子は強制収容所に送られます。怯える息子に対する父親の愛ある嘘が悲しくも温かく心に響き、深く印象に残ります。暴力的な表現がないことが、観る人に余計に背景を考えさせる作品です。

今のところおすすめした方からはもれなくいい映画だったという感想をもらっています。

2つ目はかわいいキャラクターで有名なサンリオの映画『くるみ割り人形』です。有名なチャイコフスキーのバレエ演目を原作として1979年に公開された人形アニメーションです。私が初めて観たのは幼稚園に通うくらいの年頃のときでした。

人形が醸し出す特有の雰囲気に怖さを感じ、遅くまで起きていると映画の中のキャラクターが捕まえにくるかもしれないと不安に思っていました。怖いけれどまた観たいと思わせる不思議な魅力があり、毎回怖いと感じながらもつい何度も観てしまう作品でした。大人になってから観返してみたところ、背景や小物がサンリオらしくかわいい作りであることに気づきました。この対比が余計に子供に不思議な恐怖を抱かせるのではないかと思います。

一昨年リメイクされ主題歌をきゃりーぱみゅぱみゅさんが担当しています。「かわいい」で知られている彼女の力をもってしても、あの不思議な怖さは衰えていないように感じました。怖いけれど、私は子供の時に見ていてよかった、と思える作品ですので、小さなお子さんと一緒にご覧になるのも良いと思います。

皆さんも家にいる時間でお気に入りの映画を楽しんでみてはいかがでしょうか。