自分が生まれた街を訪ねて(2015_5月号)

自分が生まれた街を訪ねて(2015_5月号)

監査3部  竹内 萌未

皆さんは、自分の生まれた場所のことを知っていますか?私は、母親が里帰り出産をしたため、埼玉県川越市で生まれました。いつか行ってみたいと思ってはいたのですが、今まで実際に足を運ぶことはありませんでした。しかし先日、ふと思い立ち、日帰りの弾丸ツアーを決行しました。

今回の目的は二つです。まず一つ目は、自分の生まれた病院を見ることです。母曰く、小さいけれど地元では有名な医院で、喜多院という神社のすぐそばにある、とのことでした。そして二つ目は、小江戸と呼ばれる川越の町を歩いて散策することです。有名なのは、蔵造りの町並みや菓子屋横丁です。

当日朝早い新幹線に乗り込み出発しました。大宮駅で下車し、川越駅までは約20分です。川越市では自転車シェアリングを実施しているので、晴れだったら利用しようと思ったのですが、当日はあいにくの小雨でした。そのためバスで蔵造りの町並みがある場所まで移動し、通りを歩いてみることにしました。蔵造りのお店がたくさん軒を連ねており、通りは多くの観光客で賑わっていました。色々見て回ると、多くのお店で御朱印帳を扱っていました。最近、寺院・神社で御朱印を集めている人が増えているとは聞いたことがありましたが、川越市でも寺院・神社が数多くあることから人気があるようです。

お店で見た御朱印帳は古風なものからモダンな柄までさまざまなものがあり、若い女性のみならず男性も手に取って見ていました。お店にも御朱印の説明や周辺マップが展示されており、私も一冊購入することにしました。

さて、次はもう一つの目的である自分の生まれた医院探しです。インターネットで調べればすぐわかると思いますが、あえて調べずに喜多院を経由して探すことにしました。喜多院は川越市でも一番大きな神社で、案内表示が出ていたためすぐにわかりました。

まず参拝をして、先ほど購入した御朱印帳に御朱印をいただきました。喜多院では目の前で書いてくださり、その素晴らしい筆さばきに感激しました。

そしていざ医院を探そうと意気込み、喜多院にあった周辺地図を見ると…ありました!地図で見ると、徒歩2、3分の場所だったので急いで向かいました。ところが、地図の場所には別の建物が…。間違えたかと思い、スマートフォンで医院を検索すると、確かにこの場所です。まさか、と思いつつここまで来て諦めきれない私は、犬の散歩中の地元の方に尋ねてみました。すると、先生がお亡くなりになったため医院は閉院したとのことです。少し残念でしたが、私が生まれたのも二十数年前ですのであり得ない話ではありません。ご親切に説明してくださった地元の方、ありがとうございました。

今回は短い時間でしたが、自分が生まれた川越市に行くことができて、とても貴重な経験となりました。母に医院がなくなっていたことを話すととても残念がってはいましたが、たくさん思い出話をしてくれました。

ぜひ、いつもとは違った視点の旅に出かけてみてはいかがでしょうか。