自分の本質を知る(2011_08月号)

監査1部 中村 勝宏

4月に入社しました中村勝宏と申します。
入社後3ヶ月を振り返り、私が最も強く感じたことをお話させていただきます。

入社後3ヶ月間、私たち新入社員は毎日交代制で電話応対をさせていただきました。電話応対を始める前は、気持ちに余裕がありましたが、実際始めたところ、一度のミスから不安になり、ミスを繰り返すことで焦りに変わり、ついには電話応対に苦手意識を持ってしまいました。

私がこれほどにもミスを繰り返してしまった原因は精神面にあります。電話応対はどうしても相手の顔が見えないため、電話がくる前から緊張し、失礼があってはいけないというプレッシャーで押しつぶされそうでした。その緊張は心臓がバクバクし、その場から逃げたいと思うこともあるほどです。名簿でお客様の会社名(お名前)を確認していたにもかかわらず、一度で聞き取ることができず、何度も会社名を伺ったこともあります。決して耳が悪いわけではありません。緊張で勝手に体が固まり、うまく聞き取ることができなかったのです。

そこで私なりに少しでもミスを減らそうと考え実行したことは、事前に名簿に目を通すことで、お客様の会社名を少しでも覚え、聞き取った会社名に少しでも不安があれば名簿で調べるようにしたのです。そして最も大切なのはリラックスすることです。ミスを恐れず、自信をもって臨むよう心がけました。回を重ねることで少しずつミスは減りましたが、それでもミスをしてしまいますし、何より心から自信を持つことはできませんでした。そんなときに支えてくれたのはお客様です。私たち新入社員は「新入社員の○○です」と言って電話応対させていただきましたが、私が新入社員だと知ると、聞き取れるようにゆっくりと会社名を言ってくださる方や、「仕事頑張ってね」と優しい声をかけてくださる方がいらっしゃり、励みにすることができました。

私にとって電話応対は大変つらいものでした。しかし実際に電話応対をすることで自分の問題を見つけることができ、問題が見えることで解決策も考えることができました。また壁を越える時には必ず支えてくれる人がいて、私の場合は、それはお客様でした。

私は今回の経験を通し、困難には自ら挑もうと思うようになりました。この経験で新しい発見もあり、困難を乗り越えたことでどんなことにも乗り越えられる自信が付きました。自分が一歩前進できたと思います。これからも一つひとつの経験を生かし、1日でも早く支えていただいた皆様のお役に立てるように頑張ります。