花燃ゆ(2015_1月号)

花燃ゆ(2015_1月号)

公認会計士・税理士  田牧 大祐

今年の大河ドラマの主役「杉文(楫取美和子(かとりみわこ))」の名前を、以前から知っていたという方はかなりの幕末通の方でしょう。
学生時代に東行記念館(当時高杉晋作の遺品等を展示)に通い、竜馬会なる愛好会にも入会していた幕末フリークを自認する私も「文」は知りませんでした。(『世に棲む日日』(吉田松陰と高杉晋作を主人公にした小説 司馬遼太郎著)では、「お美和」として数行出ておりました)。

杉文は、杉家の四女、吉田松陰の妹として生まれ(吉田松陰は杉家の次男でしたが、後、吉田家の養子となった)、松陰が主催する松下村塾の運営を手伝いながら、塾生とも親交を深め、塾生の一人久坂玄瑞と結婚します。しかし、幕末動乱の中で、相次いで兄、夫を無くす悲劇にあいながらも、明治維新へと激動の時代を乗り越えていった女性のようです。

NHKの番組紹介によると、『花燃ゆ』は、「幕末のホームドラマ」、「松下村塾での学園ドラマ」、「(文の毛利家奥入りによる)女たちの戦いのドラマ」、「男たちの(幕末から維新への激動の時代の)命懸けのドラマ」と紹介されています。尊王攘夷、倒幕に奔走した幕末の志士たちにも10代、20代の普通の若者の顔があったはずであり、学園ドラマという歴史小説とは違った彼らの姿を感じられるのではと楽しみにしています。

【正月の雑煮は野菜のみで質素】
倒幕資金を貯めるために質素倹約していました。

【長州藩士は西枕】
江戸に足を向けて寝ていました。

【毛利家の正月行事】
家臣「(江戸倒幕)今年はいかが?」、藩主「(今年はまだ)時期尚早じゃ」とやりとりする行事があったという俗説があります。

【萩市内に残る有名人の生家】
松下村塾や高杉晋作、木戸孝允、伊藤博文等の生家が、当時のまま残っています。曲がりくねった小道、こぢんまりとした静かな街並みに、幕末当時の雰囲気を感じられます。

【萩市は会津若松市と仲直りしたいと思っている】
会津若松市にて、安倍首相(本籍山口県)からも「先輩が迷惑をかけました。お詫びしなければならない」という発言がありました。
3年後の明治維新から150年の年に、両市が友好都市になることを願っています。