願望は実現する(2017年_8月号)

shibata201703願望は実現する(2017年_7月号)

あさひ会計では、お客様の80%の事業所には黒字経営をして頂きたいと“黒字化率80%”を経営目標の一つとしている。黒字申告率は全国平均で約30%であり、あさひ会計のお客様の黒字率実績67%は高い方ではあるが、さらに80%まで引き上げたいと思っている。

特に従業員数50名以上、あるいは売上高10億円以上の中堅企業の経営者の皆様には経常利益1億円を目指して頂きたいと考えている。経常利益が1億円以上になれば金融機関の態度が変わり、仕入先からは有利な条件で仕入れることができ、同業者からは一目置かれ、何よりも従業員は安心して働くことができ、この会社に勤めていて良かったと心底思ってくれるようになるのである。その上、約30%の税金を納め、最大の社会貢献ができることになる。

そんなことは・・・可能なのだ。これまで潰れそうだった会社が数年後に1億円以上の利益を上げる会社になったケースをいくつも見てきている。まずは経営者が「1億円以上の利益を出す」あるいは「経常利益率10%を達成する」と思うことである。念じることである。成功哲学の祖と称せられるナポレオン・ヒルは,その著『思考は現実化する』の中で、あらゆる成功のスタートは“願望”だと書いている。松下幸之助さんも「まず・・・思わなあきへまんな」と言っているではないか。

会計事務所の関与する事業所様で無申告のケースは考えられないので期限内申告をしたものとしてあさひ会計では黒字化の為の具体的手法を用意している。MQ会計である。例えば飲食業であれば、客単価(P)は3,753円で前年より15円下がっているのは何故なのか、客1人当たりの変動費(V)は2,441円と5円上がっているがその原因は、客数(Q)は11,408人と前年比203人増えているがその要因は、固定費が26,162千円と865千円増えているが何が原因かといった分析を踏まえて、来年度はどうするのかを検討することになる。

その上でP(価格)、V(変動費)、Q(数量)、F(固定費)の4つの要素ごとに次年度の計画を立て、具体的な改善策として客単価(P)100円をアップするために“本日のおすすめメニューをつくりプラスαの注文を頂く”、材料比率(V)は“35%以下に押さえる”、“お客様の名前を覚え”リピート客(Q)を1日2名増やす、固定費(F)を2%削減するために“暇な日はアルバイトを早めに上がらせる”といった施策を実施するのだ。

ここで大切なことはP,D,C,Aのサイクルを廻すことだ。今や世界的経営者となった孫正義氏は絶え間なくPDCAを高速でまわし続けたという。①思いついた計画は、可能な限り同時に実行する。②1日ごとの目標を決め、結果を毎日チェックし改善する。③目標も結果も、数字で管理する。これが孫正義流の仕事術だ。小さな積み上げが大きな成功となる。