山形相続サポートセンター 岡﨑 美希
最近、温泉に入るのが楽しみになっています。温泉に入りながら目を閉じてお湯の出る音を聞いていると、自分が全く別の世界にいるような気持ちになり、心身共に癒されます。
昨年は、群馬県の草津温泉に行ってきました。草津温泉は日本を代表する名泉です。無料の共同浴場や畳3枚分の広さがある西の河原露天風呂などがあり、私は何度も入浴し温泉を堪能してきました。
草津温泉だけではなく他にも魅力がたくさんありましたので、御紹介いたします。
湯畑
草津温泉といえば、湯畑が有名です。湯畑とは、温泉の源泉を木製の桶にかけ流し、温泉の成分である湯の花の採取や湯温を調節する施設のことです。私が草津温泉に訪れた理由も、テレビで見た湯畑に感動し間近で見てみたいと強く感じたからです。
実際に見た湯畑は、草津の温泉街一面に広がっていて、壮大でした。硫黄のにおいのするお湯が毎分4400リットル以上(ドラム缶約25本分)沸き出ているそうです。広い湯畑を歩いていくと、お湯が勢いよく流れおちる「湯滝」がありました。湯けむりがもうもうと立ちあがり、大迫力で興奮しました。温泉に生育するイデユコゴメ(温泉などに棲息する藻類)によりエメラルドグリーンに見えるお湯は大変綺麗でした。
夜は湯畑一面がライトアップされていて、
昼間とは打って変わって幻想的です。全く違うところを歩いている気分になりました。
湯もみ体験
草津の湯は熱湯であるため、自然に温度を下げるために湯もみが考えられたそうです。
草津温泉では「草津節」といった民謡に合わせて「湯もみ」の体験をすることができます。私も湯もみにチャレンジし、大きな厚い板を持って草津節のリズムにのって全身を使ってお湯をかき混ぜました。リズミカルに湯もみができるかと思いきや、板が重く水圧もあり、非常にぎこちない湯もみになってしまいました。めげずに湯もみをしていると、リズムにのれるときもあり、楽しい貴重な体験となりました。
できたて温泉まんじゅう
温泉街を探索していると、温泉まんじゅうの試食ができます。試食といえばほんの一口を想像していたのですが、草津の温泉街ではできたての温泉まんじゅう丸々1個を試食することができます。さらに温かいお茶までいただいて、ほっとした気持ちになりました。ほとんどのお店で丸々1個を試食させてくれるため、試食だけで満腹になりました。できたてを食べられるのは温泉街ならではだとしみじみ感じました。
他にもとんぼ玉を作ることができたり、おしゃれなカフェで湯畑を眺めながら休憩をすることができたり、1日だけでは足りないくらい魅力が満載でした。
山形から5時間以上かかる長旅でしたが、長い時間をかけて訪れた甲斐がありました。
山形県内にも魅力的な温泉がたくさんあるので、県内の温泉巡りも楽しんでいきます。