
ウズベキスタンを訪問してきた。「ウズベキスタンってどこにある?」「何しに行ってきたの?」とか、「ウズベキスタンは美人の宝庫だよ!」とか、様々な疑問と貴重な情報を頂きながら訪問してきたウズベキスタンについて、語ってみたい。
ウズベキスタンはカスピ海の東側に位置する中央アジア5か国( カザフスタン、ウズベキスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン) の1つであるが、5か国の中では最大の人口(3786万人) を誇っている。平均年齢は29 歳、2025 年の経済成長率は7.7%で首都タシケントは人口300万人で中央アジア最大の都市だ。
一方日本は、あさひ会計の本拠地がある山形県を例にとると、人口はついに100 万人を割り、人手不足企業の割合は48.9%に達しており、2024 年10 月末で山形県内の外国人労働者は約7600 人と年々増えている。そこで山形県は外国人労働者の供給元としてモンゴル、インド、ウズベキスタンの3カ国を重点提携先として位置付けているが、モンゴルは総人口が約360 万人と日本への転出余裕は少ない。インドは今や14 億8 千万人と世界最大の人口を誇るが、大手仲介業者が進出しており山形県独自の労働者受入れルートの開拓は容易ではない。それに対してウズベキスタンは労働者として日本へ来ている特定技能者は2024 年12 月現在72 名と拡大の余地が大きい。さらには2025 年6 月ウズベキスタン移民庁と日本の関係機関が「日本向け1 万人送出プロジェクト」に合意している。
そこで、ウズベキスタンの大統領令に基づく要請を受け同国で起業家育成プログラムを実施している山形大学の小野寺忠司特任教授のご案内でウズベキスタンのJICA( 国際協力機構)、UJC( ウズベキスタン日本センター)、JETRO、移民庁、デジタル技術省( 大臣顧問桜井明博氏) 等を訪問してきたのだった。
ウズベキスタンの主要産業は綿花栽培だ。天然資源に恵まれ、天然ガス、ウラン、金などが豊富であるが一次産業が主体の経済であり、二次産業、三次産業へと産業の高度化が課題となっている。
また、ウズベキスタンは「日本に片思いしている国」と評されているが、戦後日本人捕虜が建設したナヴォイ劇場が1966 年のタシュケント地震で市内の建物の7 割が倒壊したなか無傷で残り、避難所として機能するなど日本人抑留者の誠実な仕事ぶりが評価されている。
ミルジヨーエフ大統領は昨年12 月の6 年ぶりの訪日で高市首相と会談し、両国関係を“次世代に向けた拡大されたパートナーシップ” に引き上げる共同声明に署名している。大統領は帰国後、「日本は終わった国ではない、まだまだ学ぶ点がおおい。」と日本との関係強化を指示したと言われている。ウズベキスタン滞在中、サッカーのワールドカップでウズベキスタンの試合があり残念ながら敗れたのだが、次の日の新聞にウズベキスタンのサポーターたちが日本人サポーターに倣ってスタジアムのゴミを片付けていたとの記事があったと現地の人が教えてくれた。
山形大学はウズベキスタンから留学生を受け入れ、卒業生を県内企業に就職させてウズベキスタンとの好循環スキームを確立すべく先行した全国モデルの構築を山形県に提案している。
山形県内で外国人労働者の受け入れに成功している企業の共通点は、まずは留学生を社員として受入れ、幹部として育て、その企業の文化や仕組みを習熟したのちに外国人労働者を受け入れてその幹部の下で日本人とのコミュニケーションを図っている点だ。外国人労働者が孤立すると日本人とのコミュニケーションが嚙み合わず、力を発揮できない結果となっている。その点では大学、行政、企業が一体となって将来避けて通れない外国人労働者との絆を高めて行く必要があるのだろう。
最後に、ウズベキスタンは本当に清楚な美人の宝庫だった。と同時に当たり前の話だが爽やかな美男子の宝庫でもあった。


