新型コロナウイルスの影響調べ(2020年_5月号)

 

あさひ会計グループでは、新型コロナウイルスの感染拡大防止にあたり、社員とその家族、お客様を始めとする関係する皆様の安全確保を第一に、また「感染しない・感染させない」ことを最優先に考え、原則在宅勤務を行っています。引き続き皆様には大変ご不便をおかけ致しますが、何卒ご理解、ご協力を頂けますよう宜しくお願い申し上げます。

緊急事態宣言が出た後、あるいは宣言以前の自粛によって、顧問先の売上減少や事業者が資金繰り問題に直面している状況を聞く中、各種助成金等の情報提供のためにも、顧問先の全数調査が必要と感じ、4月中旬以降、全顧問先の新型コロナウイルスの影響について状況調査を行った。

10日ほどで対象とする895件の顧問先の全数調査を行い、その結果、店舗閉鎖、事業を休止している事業者の多さ、売上が50%以上減少先の中には、売上前年比90%減といったほぼ収入がない先もあることが分かった。もちろん会計事務所としての顧問先の傾向もあるが、全数調査の結果は、一定の地域経済への影響を見る参考になるものと思われる。

具体的には、宿泊、観光、イベント関係は90%減、飲食店やこれら外食関連事業者は、50%~90%減、学校の事業に関連する給食事業者、撮影事業者等も50%減など。その他、製造業もオーダー減少の状況が出てきている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自粛の影響が直撃している事業者に加え、当該事業者に関連して間接的に影響を受けている先など、いくつかの特徴が見える。

今回の調査の結果に基づき、あさひ会計では、引き続き情報更新とともに、各種情報提供や関連する計算シートの提供、資金調達のための事業計画作成等の支援を行っていく。

かならずやってくる収束の時期を思い、旅行や観光、懇親会を楽しみに、また、V字回復を思い、地域で協力し乗り越える必要性を感じている。

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