監査4部 成田 覚
前回、山形県初のプロバスケットボールチーム「パスラボ山形ワイヴァンズ」のNBDL初シーズンが始まるということで記事を書かせていただきました。
今回は、シーズンが終わったということで、ワイヴァンズの今シーズンの活躍を振り返ってみます。
①今シーズンを振り返って
パスラボ山形ワイヴァンズはNBDLの2014-15年シーズンから参戦しました。今シーズンは平成26年10月18日の対大塚商会戦から始まり、平成27年3月15日の対東京海上日動の最終戦まで、全32試合が行われました。
新卒ルーキーが4名と年齢的にかなり若いチームですが、シーズン途中から身長203cmのニック選手も加入し、チームキャプテンの鳴海選手を中心にNBDLで経験を積んでいきました。
シーズン途中には、10連敗という苦しい時期もありましたが、シーズン終盤にはシーソーゲームを1点差で勝利するなど、最終節には4連勝という成果も挙げ今シーズンを終える形となりました。
結成1年目のチームなので、シーズン当初は選手同士の呼吸も合わなかったところもあったかとは思いますが、シーズン序盤で2連敗したチームからシーズン終盤には2連勝するなど、試合を重ねるにつれて力をつけていったように感じます。
②生での試合観戦
いつもはテレビで試合を見ていた私ですが、鹿児島のチームに知人がいたので、レノヴァ鹿児島戦の観戦に行きました。プロのバスケットボールの試合を実際に観戦したのは初めてでしたが、ダッシュ1歩目のスピード、ジャンプの高さや滞空時間、パスやフェイクのアイデアなど、1つ1つのプレーに感動し、同じ人間とは思えないほどの動きに衝撃を受けました。
ハーフタイムにはワイヴァンズ専属のチアリーダーのダンスや地元のダンスクラブの子どもたちによるパフォーマンスなど、楽しい時間を過ごすことができました。試合後には選手とハイタッチもできるので、実際に選手と触れあえるというのがバスケットボール観戦の魅力の一つだと思います。
さらに私がおすすめなのは、ツイッターやフェイスブックなどのSNSです。私はツイッターでワイヴァンズをフォローしているのですが、試合の際は、随時途中経過が投稿されます。試合がない日は、選手の普段の様子も投稿されているので、選手との距離が身近に感じられます。その上で選手たちのプレー中の真剣な姿を見ると応援にも力が入ります。
シーズンを通して、10勝22敗、全9チーム中7位という結果となりましたが、結成1年目で若い選手が多い為、まだまだ伸びしろが大いにあると思います。
来シーズン、そしてその次のシーズンには、NBDLの上位リーグであるNBLに昇格できることを期待しながら、今後も応援し続けていきたいと思います。