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RPAのポテンシャル(2019年_9月号)


 
 「1日の仕事が、今は10分です。」
 
 株式会社ASAHI Accounting Robot研究所(以下、ロボ研)のクライアントである大手会計事務所のRPA導入効果を聞かれた際の回答である。
先日、ロボ研が正規販売代理店※1として提供しているWinAutomation※2の販売元softomotive社(Headofficeギリシャ)が、日本のRPA市場調査に来た際のSalesManagerとのミーティングでのやり取りでの回答である。

 2019年1月、会計業界初のRPA(デジタルレイバー)制作会社として立ち上げたロボ研は、全国の会計事務所や事業会社にRPAを納品している。現在も受注や業務提携の依頼が、毎日のようにあり、前述の大手会計事務所からは、3体目のオーダーが届いている。また、手書きをデジタルデータに変換し、システムに入力まで行うAI-OCR×RPAのオーダーも進んでおり、自治体における需要も見込まれる。あらゆる事業者に存在する入力、転記、照合、抽出、メール送信といった単純で反復的に行われるPC作業が移管できる。ロボットの起動も時間、監視などトリガーをいくつも設定でき、ロボットの働く時間、使い方も設定次第である。

 「1週間かかるグラフやレポートを作る作業が負担です。10分で終わらせるロボットは出来ますか?」、
 「手書きの日報の時間集計が大変です。ロボットで出来ますか?」

 RPA活用に必要なのは現場の負担の声であり、効率化に対する解決策や過去の成功体験、常識から導くことではない。ロボ研でこれまで作ったロボットは、現場の声から生まれている。現在、あさひ会計で稼働しているロボットは63体あるが、すべて現場の声から生まれている。

「ロボットに出来ることが社内にあるのか?」「そんな大変な仕事はないだろう」という経営者の常識や経営者の考える課題解決策はむしろRPA導入にブレーキだ。

 softomotive社から、世界的RPAの市場動向、WinAutomation活用状況のプレゼンを受けた。Local Government、Logistics、Medical、Bank、Makerなどあらゆる業界でWinAutomationが使われている。RPAは、デジタルレイバーという24時間働く労働者をあらゆる業界で無限に作る事が出来る。
 業界の常識、会社の常識、これまでの成功体験、あらゆる前提をなくすこと、それがRPA導入の鍵であり、RPAのポテンシャルを使いうるポイントだ。

※1:日本における中小企業向けWinAutomationの正規販売代理店パートナーはロボ研だけである。
※2:2020年春に日本語版がリリース予定

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