監査3部 櫻井 直子
代表の柴田の「畑の恵み(現物支給とも言いますが…)」に、いよいよ大根が仲間入りする季節となりました。
我が家の定番の大根と豚バラの煮物やふろふき大根、おでん、大根サラダなどなど、毎年とてもおいしくいただいています。
ちなみにクックパッドの人気の「大根料理」は、こちら!
・ブリ大根
・合わせて置くだけ簡単大根 漬物
・簡単でおいしい!オイマヨ大根サラダ
・ピリ辛ころころ大根とこんにゃく
・メチャうま!!豚肉&大根の炒め煮
・とろ~りチーズの大根すてーき
・切干大根のサラダ・カレー風味 etc…
こんなにも多くの人に愛されている大根の原産はアジアの暖かい地方や地中海だといわれています。日本にも古くから渡来し、古事記に、「すずしろ」「おおね」の名前で書かれています。
年間を通して出回っている野菜ですが、旬は秋から冬です。
●酵素が胃腸を整える
大根の根の部分には、でんぷんの消化酵素であるジアスターゼが多く含まれているほか、グリコシダーゼなどの酵素が含まれているため、食物の消化を助けるとともに腸の働きを整えてくれる効果があります。
また、ジアスターゼには焼き魚の焦げた部分に含まれる発ガン物質の解消をはじめ、高い解毒作用もあり、付け合せの大根おろしなどは、まさに理にかなった食べ方といえるでしょう。
よく、芝居のへたな役者のことを「大根役者」といいますが、これは、大根を食べても決して食あたりしないことに「当たらない役者」をかけたものです。大根の辛み成分のアリル化合物にも、胃液の分泌を高めて消化を促進する働きが認められ、胃にとっては実に心強い味方なのです。
●消化を助ける大根おろし
大根のジアスターゼが胃腸にいいことは先ほど述べたとおりですが、ご飯や餅、いもなどを食べ過ぎて胃のもたれを感じたときに、大根おろしを食べると、スッキリと楽になります。
また、でんぷんだけでなく、たんぱく質や脂肪の消化も助けます。焼き魚や焼肉に大根おろしが添えられているのもこのためです。
さらに、胃酸の中和作用もあるので、ゲップ、胃のもたれ、胸やけなど胃酸過多の諸症状を改善してくれます。二日酔いでスッキリしないときもすりおろして飲むとよいでしょう。胃の不快感が解消するとともに、ビタミンCが肝臓の働きを高めてくれます。
これからの季節、忘年会に新年会、クリスマスにお正月と胃腸には厳しい日々がつづきますが、大根の助けを借りながら無事乗り切っていきたいものです。